一昨日、先輩の定年卒業記念送別会で飲み過ぎた私は、乗り過ごしこそしなかったものの、私物のスマホを無くしてしまいました。
翌日、Googleの位置情報で確認すると京成成田駅にピンが立っています。
駅に電話をすると、やはり私のスマホのようです。
昨日は夜も接待があり、取りに来れなかったので、今日は仕事をひっかけて成田までやって来ました。
駅で確かに私のスマホであることを確認して受け取り。
仕事を済ませてから、愛機との再会を祝して一杯飲むことにします。
成田に来れば、私の定番はJR成田駅前の「寅屋 JR店」。
複数店ある寅屋発祥の店舗で、狭い空間がかえって落ち着くので気に入っています。
まずは黒ホッピーから。
シャリキンをお願いしたら、今はやってませんとの事。
夏場だけなのでしょうか。
ホッピーをグイっと飲み干して、スマホが手元に帰って来た喜びを噛み締めます。
注文は生系から。
消費税増税により、値上げとなっています。
ハツボイルをお酢かけで頼みます。
肉厚でハツ特有のプリっとした食感が楽しめます。
鮮度も抜群で実に旨い。
「レバボイルがラストですよ」と勧められ、
「お願いします!」
と飛びつきます。
ゴマ油塩で。
ここのレバボイルも、仕入と処理がいいので、雑味もなく、ホッピーが進んでしまいます。
アルコールは天羽ハイボールにチェンジ。
いわゆる下町ハイボールです。
少し野菜を食べようと、お新香を頼みます。
ボイルの残ったお酢をかけて、酸味を楽しみます。
もつ焼きはカシラとツルを塩で頼みます。
カシラは好物の部位。
しっかりした赤身の味とジューシーながらも歯応えのある食感が好きなのです。
ツルは男性的には共食いですが、プリプリコリコリした海綿体が独特。
スマホが戻ってきた嬉しさもあって、アルコールもハイペース。
天羽ハイボールをお代わりします。
アルコールの仕上げは梅割り。
お客さんは地元の方に交じって、クルーなどの航空関係の方もいるのが成田らしいところ。
客層も幅広く、おじさん専売特許の立ち飲みもつ焼きにも関わらず、意外と若い女子も多いのは、もつ焼き愛好家の私にとってもファンが広がって嬉しい。
締めの串はシロが売り切れていたので、テッポウをタレで。
一時間半の楽しい一人酒。
一軒のつもりで来ましたが、気分が乗ってきたのでもう一軒行くことにします。
以前から気になっていた51号線沿いの居酒屋です。