新橋の本社で会議が終わったのは13時過ぎ。
この時間ですから、今日は会社に帰ってコンビニサラダではなく、新橋で食べて帰ることにします。
あいにくの雨模様ですから、濡れずに行けるお店ということで新橋駅前ビル1号館へ。
人気の行列店「さかな亭」を覗いてみると、行列は三人。
これなら御の字ですので並ぶことにします。
刺身定食が抜群に旨いので、その想定で来たのですが「本日より新さんま定食 (限定) 800円」と書かれた貼り紙を見つけました。
その貼り紙のヨレ具合と、10月下旬ということを考えれば「さすがに今日からじゃないよね」と思います。今年はさんまが不漁で、しかも痩せているのであまり食指が動きませんでしたが、ここなら仕入も良いからトライしょうと決めました。
予想通り5分と待たずに順番が来ました。
空いた席はL字カウンターの奥の方。
猛烈に狭いお店ですので
「すいません。後を失礼します」
と言いながら奥に進み、着席します。
もちろんオーダーは新さんま焼魚定食。
見越しで焼いているので、さほど待ちません。
お新香のお皿と味噌汁、少な目で頼んだご飯に続いて新さんまの登場です。
まずは味噌汁をひと口。
焦げた感じの風味がなぜか病みつきになるここの味噌汁です。
早速さんまに箸をつけます。
はらわた辺りのど真ん中から大胆に。
もちろんオン・ザ・ライスです。
さんまは白身とはらわたを一緒に食べるのがベスト。
はらわたの苦味と白身の脂が口の中で白飯と合体して、素晴らしい小宇宙が生まれるのです。
相変わらずそんなくだらない事を考えながら、食べ進みます。
魚を綺麗に食べるのは得意。
特にさんまは身離れがいいので、簡単です。
ペロリと平らげで800円の安くて美味しいランチを終え、会社に戻ります。