大阪は朝から強い雨が降っています。
実家を出て、大阪市内のホテルにチェックインし、荷物を置いてランチに向かいます。
素晴らしく旨いオリジナルスパイシーカレーと激辛料理を創る美人ママに会いに行くのです。
2018年6月以来5年振りの訪問となる「辛口飯屋 森元」。
初めて訪れたのは大阪転勤直後の2012年ですから、もう11年も前のこと。
お店の場所は当時とは変わっていますが、味はますますスパイシー&ホットなベクトルへと進化しているようです。
大雨の中、前のめりで開店15分前に到着。
ポールポジションをゲットしました。
11時半になってもお店が開く気配がないので、ハラハラしましたが、お店のインスタには臨休の告知はありません。
私の後ろに並ぶお客さんは泰然自若。
ママのワンオペなので、仕込みの加減で開店時間にブレもあるのです。
結局6、7分遅れてオープンしました。
ドアを開けたママは私の顔を見てびっくり。
大阪に来ていることも、ランチを食べに来ることも言っていなかったのです。
一番乗りなので、カウンターの一番奥へ。
どれも美味しそうです。
定番のビーフとチキンは、後で無料のお代わりサービスで、という組み立てまで出来上がっています。
カレーといえば生卵。
当然トッピングでオーダーします。
カレーも出て来ました。
日替わりスペシャルの三種盛。
ライスでカレーを仕切る盛り付けはママのアイデアですが、これがまたユニークです。
センターにはピクルス。
ハイデラバードのマトンキーマ。
ジンジャーポークカレー。
普通は甘口のバターチキンカレーも、この店では辛口仕立てです。
まずはポークジンジャーカレーから。
たっぷりのジンジャーが刺激的なカレーです。
豚肉と生姜といえば、豚の生姜焼きの組み合わせ。
このマリアージュが美味しくないわけがありません。
三ツ矢サイダーのような形のライスのセンターに窪みを作って、生卵をドロップイン。
そこへスプーンを入れて、卵黄と卵白を粗目に溶きます。
この生卵とライスを絡めながら、辛口のバターチキンカレーやハイデラバードのマトンキーマも食べ進みます。
バターチキンカレーは、辛さと甘みのバランスが絶妙。
マトンキーマは、マトンの癖とハーブの香りがナイスコラボレーション。
なんでこんなに美味しいカレーを生み出すことができるのか、本当にママのクリエイティビティには感服します。
中盤からは三種類のカレーを好みの加減に混ぜ合わせながら、私のオリジナルの味を創作します。
森元カレーのキャノンデール曼荼羅。
終盤、ライスを少し残して、レギュラーカレーを追加してもらいます。
レギュラーのチキンカレーとビーフカレーは2回お代わりが可能。
つまり、チキンとビーフなら一回ずつ頼めるわけです。
さすがにお腹いっぱいなので、少な目にしてもらいました。
チキンもスパイシーですが、辛さはこの店にしては控えめ。
しかしビーフは辛いものが好きな私にも超危険。
なんとも贅沢な無限カレー。
久しぶりのビーフカレーは、相変わらず容赦ない辛さ。
頭のてっぺんから汗が噴き出してきます。
チキンカレーはお代わりでも手羽肉が入ってくるので、とてもお得。
納得、充実の一皿。
最高に満足な大阪のランチを頂きました。
厨房で大忙しのママに
「ごちそうさま!また来ます」
と挨拶をしてお店を後にします。
雨は小降りになっていました。
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