2013年8月7日水曜日

土佐清水のソウルフード、ペラ焼き。「元祖ペラ焼き にしむら」でお母さんが焼く懐かしい味

宇和島を後にして今日は足摺岬を目指します。


高知県に入りました。
ツーリング4日目にして四国四県全てに足を踏み入れたことになります。


ダイビングのメッカ、柏島


南に向かうにつれて海の色が変わって来ました。


足摺岬へは海沿いの気持ちいい道が続きます。


南国の空。


四国最南端の町土佐清水市の住宅街の狭い路地。
ここに土佐清水のソウルフード、ペラ焼きの名店があります。



元祖ペラ焼きにしむら


油で焼けた茶色い店内。


大きな鉄板は七輪の炭火で熱しています。
今どき珍しい貴重な厨房。


さてペラ焼きの作り方。


生地を薄く伸ばし、鰹節粉青海苔、そしてネギをたっぷり。


そこへ刻んだじゃこ天を。


もう一度生地をかけて、溶き卵を回しかけます。



美味しそうです。


ひっくり返してペタペタと押さえます。
薄く作るのがいいようで、ペラ焼きの由来はこのあたりにあるのでしょうか。


もう一回ひっくり返してソースを塗ります。


ソースは辛口、普通、甘口の三種類から選べます。



出来上がりです。


最後に自分で好みのソースを塗って出来上がり。


切り目を入れます。
他のお客さんの切り方を見よう見まねで。



もっちりした食感。
じゃこ天ネギのコラボ。


最初は辛口でしたが、甘口や普通も試してみました。


時間が経つとカリッとした焦げ目がついてきます。


私の向かいに座っていた家族連れのお父さんは、私が大阪から来たと聞いて問わず語りに話し始めました。
土佐清水には仕事が無いので大阪に出稼ぎに行っているそうです。
たまに帰省すると家族でここのペラ焼きを食べに来るのだとか。
まさに土佐清水市民のソウルフード。

そんな町の人に愛されるペラ焼きを焼くのは笑顔の絶えない優しいお母さん。
バイク雑誌の記事を見て訪れた私に「気いつけてな」と何度も声をかけてくれました。

撮影・掲載許可済み

まさにお母さんのためにある言葉。


お母さんの言葉に感謝し、「ごちそうさま」と告げてシートに跨りました。
足摺岬まであと少しです。

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昼総合点★★★☆☆ 3.3

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