本当は新橋烏森口の纏で烏賊干し鶏白湯醤油そばを食べたかったのですが、その時間はありません。
どこか近場でクイックランチを、と思い京急ウイング新橋にあるカリカルでスタンドカレーを食べようと行ってみたら、そこには全く違う店が!
浦島太郎とはこの事で、まさかの出来事に狼狽えるばかり。
「参ったなぁ。駅前ビルでも行ってみるか」
と新橋駅前ビル1号館に入ったとたんに左手に見覚えのある店名が。
カリカル。
これこそ探していた店です。
以前は長崎ちゃんぽんか何かの店だった記憶が。
っていうか、今朝、おくとねで朝そば食べる時ここ通ってるはずなんだけど。
改めて全貌を見ると、確かにこんな店はここには無かったし、店名も間違いなくカリカル。
店内に入ると、まごうことなきあのカリカル。
女性店員のみのオペレーションが新橋サラリーマンの心を癒します。
奇妙な名前の店ですが、カリカルとは南インドの都市。
インドが英国領になる前に仏領だったという珍しい歴史を持つ町です。
しかもこの町が今カライカルとなっているのもカレーにちなんでいて面白いです。
この店、正式には新橋清月堂カリカルといい、なんだか老舗洋菓子屋のような名前です。
昭和33年(1958年)東京タワーの誕生と共に当時の国鉄新橋駅日比谷口に創業したといいます。
メニューは京急ウイング新橋時代からマイナーチェンジがあるようです。
今日はライス大盛無料。
呼び込みのお姉さんには申し訳なかったのですが、ライスは小盛にしてもらいました。
注文したのはチキンカレー目玉焼きトッピング。
まさにこの目玉焼きトッピングは以前無かったメニュー。
ライスには実に旨そうな半熟目玉焼きがトッピングされています。
チキンカレーはポットに入って別盛で。
スタンドカレー屋ながらも、ちょっとサラリーマンの心をくすぐるプレゼンテーション。
とはいえ、結局すぐかけちゃうんですけど。
大きなチキンがゴロゴロ。
スタンドカレーと侮るなかれ、なかなかスパイシーで旨いのです。
どことなく昭和レトロな味わいも私は好み。
卓上の福神漬とフライドオニオンを添えるのを忘れていました。
焼きが回る、とはこの事。
目玉焼きもいよいよ崩して頂きます。
生卵や温玉はよくありますが、ひと手間かかる目玉焼きはレアなトッピング。
以前は無かったはず。
すっかり満足でペロリと平らげました。
お店の方に伺うと去年引っ越したそうです。
だとすると、おくとねで度々朝ご飯を食べていた私の目は節穴だったということになります。
それはかなりショックでした。
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