一週間夏休みを取ったので、仕事が溜まってしまいました。
出社初日からフルスロットルでランチも抜き。
気が付けば19時半でした。
これは一杯飲んで帰らないわけにはいきません。
帰宅ルートの船橋で飲むにはちょっと遅いので、会社のある新橋で飲むことにしました。
足を向けたのは路地裏の「大露路」。
Googleマップで調べると「あまり混んでいない」と表示されたからです。
足繁く通った店も、いつの間にか6年ぶり。
私が大阪赴任から戻った8年ほど前から客層が変わりつつありましたが、今日の店内はまさにアウェイな感じ。
かつては中高年サラリーマンの憩いの場でしたが、今ではかつて見かけることの無かった若者たちでいっぱい。
私のようなオジサンは、ただでさえ狭い店で肩身を狭くするばかり。
ホールは中国人のお姉さんが仕切っています。
女将さんはずいぶん長い事見かけていませんがお元気でしょうか。
ここに来ると玉露ハイの濃いめを頼むのですが、うまくオーダーが聞こえなかったのか普通の玉露ハイが出されました。
ジョッキもサイズダウン。
よく頼んでいたポテトサラダをオーダーしたら、それはメニューからはなくなっていて、マカロニサラダにしました。
12時間ぶりの食事です。
ポテサラが食べられなかったのは残念ですが、マカサラは大好物。
お腹が空いていたこともあってパクリと食べると「あっ!」と思いました。
しょっぱいのです。
マヨ感が薄く、塩味がきつすぎます。
「これは残念だなぁ。料理が安くて美味しいのが魅力だったのに」
と独り言。
裏メニューのハムメンチも必ず頼む私のルーティン。
人気メニューのハムカツとメンチカツが一枚ずつの合盛です。
人気メニューのハムカツとメンチカツが一枚ずつの合盛です。
ハムは厚切りのプレスハム。
一気に飲み干して、改めて中国人のお姉さんに「玉露ハイ濃いめ」と明確に伝えます。
やっとアルコールを注入できるようになりました。
中国人のお姉さんはマニュアル通りに長居の客の追い出しにかかります。次から次へと会計が行われるのは昔も見た光景ですが、その仕切りが一段と加速したように感じます。
追い出しが終わると、今度は席の移動です。
並んでいる客を効率よくさばくために、お客に席移動の要請。
もちろん断れるわけはありません。
私の目の前で電子タバコの煙を吹きかける若者がいなくなったのはありがたかったのですが、注文したベーコンエッグと焼うどんが出てきたところで、私にも移動要請が来ました。
外に5人並んでいるというのが聞こえたので、「次は私だな」という覚悟は出来ていました。
ベーコンエッグの半熟玉子に箸入れの儀。
焼うどんはサイズダウンしたような気がします。
ベーコンエッグの玉子の半分を焼うどんにオン。
これがやりたくて、ベーコンエッグと焼うどんを頼んだのです。
醤油味の焼うどんを引き上げます。
残っていたベーコンもハムカツもオンしてワンプレートつまみ。
移動したテーブルで私の目の間になった男性は、紙巻煙草のヘビースモーカー。
煙くて臭くて焼うどんどころではありません。
急いで食べて、濃いめの玉露ハイを飲み干すしょっぱいひとり酒となりました。
お会計は1,980円。
ステルス値上げのせいか、値段は昔と変わりませんでした。
45分で一気に食べて飲んだので、昼飯抜きの胃袋が驚いています。
「もう私の通った大露路は無いんだな」
ということが分かったことだけが、今日のひとり酒の収穫でした。
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