シルバーウィークも後半に入ってきました。
今日は、JR神戸線新快速停車駅のご当地B級グルメを巡る旅。
今まで何度となく、新快速のB級グルメ旅をしてきましたが、今回は未訪、既訪を問わず、私の中で気になるお店を棚卸しするのが目的です。
一日かけて、胃袋の限界まで挑戦します。
大阪駅から1時間ちょっとで新快速の終点姫路へ。
日生のカキオコツアーに三回行ったことを合わせると、既に4、5回は来ています。
ここに姫路のソウルフード、まねき食品のえきそばがあります。
一見何の変哲も無い立ち食いそばの店。
これから姫路城見学なのか、あるいは神戸・大阪方面へお出かけなのかは定かではありませんが、老若男女が黙々とえきそばを啜っています。
トッピングは何種類かありますが、定番は天ぷらそばです。
狭い厨房で次々と注文をこなすお母さん。
あっという間に出来上がりです。
カウンターに置いてある一味を振って、空いている席へ。
ここのえきそばがなぜ特徴的か、というと麺が黄色いのです。
戦後の混乱期、駅売りしていたうどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着きました。
まねき食品は、独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
これがえきそばの誕生です。
1949(昭和24)年10月19日のことでした。
天ぷらは、小さなエビ以外、ほとんど具のないシンプルなものですが、これがダシを吸うと、フワフワして美味しい。
黄色いからといって、特段ラーメンぽいわけではありませんが、かと言って蕎麦粉で作るそばとは全く違います。
何ともいえない、この美味しさこそ、ご当地B級グルメらしいと言えるでしょう。
ひと玉が小さいこともあり、あっさり完食完飲。
朝ご飯代わりのえきそばを軽くやっつけて、改札を出ます。
観光客は皆さん駅からまっすぐ姫路城へと向かって行きますが、私の目的地は違うところです。
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