今日のランチは大阪転勤以来狙っていたタマゴサンドのお店。
私にはなんとも不似合いな、お洒落な町並みを歩きます。
サンドウィッチ ルマン 花のみちセルカ店。
近くに本店がありますが、そちらはテイクアウト専門。
こちらは喫茶店のように飲食ができます。
1964年創業ですから、私より少し若いくらい。
もちろんテイクアウトも可能。
ヅカファン御用達。
こちらは喫茶のメニュー。
入口で順番待ちの名前を書いて待つことしばし。
店内に招じ入れられました。
店内は女性ばかり。
ひと目で宝塚のマダムかヅカファンと知れるフリフリファッションの女性客ばかり。
入口脇が厨房になっていて、サンドイッチを黙々と作っているのが私と同世代のベテラン男性だったので、ちょっとホッとしました。
タマゴサンドは決め打ちですが、一応メニューはチェックします。
いろんな種類が食べられるサンドセット。
肉や魚、野菜、フルーツなど。
しかし、このフルーツサンドなるもの、女子はとても好きなようですが私にはどうしても理解できない不思議な食べ物です。
カツサンドも大変気になりましたが、初志貫徹でタマゴサンドを頂きます。
当店ではエッグサンドといいます。
アイスコーヒーを頼みました。
サンドイッチとセットだと、お安くいただけます。
改めて店内を見回すと、なんともメルヘンチック。
私の隣のテーブルにいる女性二人連れは、完全なヅカガール。
フリフリの服を着ています。
いちごが好きな私ですが、こんなに甘いモノはいりません。
しばらくしてエッグサンドが出てきました。
想像通り、いや想像以上のフワモコ感です。
相当な厚み。
アイスコーヒーと一緒に。
薄くトーストされています。
あまりの美しさ、完成度の高さにうっとり。
男装の麗人、といったところ。
フワトロの玉子焼き。
厨房で作っているところを見ましたが、大量に作り置きしてある半熟の薄焼きのオムレツをパンに載せ、そこに生卵と刻んだ茹で卵を一緒にかけていました。
つまり、オムレツと生卵と茹で卵の三種類のたまごがサンドされているのです。
それが、この独特のプレゼンスと食感につながっているのでしょう。
きっと周囲の女性たちは、タマゴサンドを激写するオジサンを不審に思ったことでしょうが、そんなことで怯む私ではありません。
しっかりとサンドイッチを味わい、無事撮影を終えてお会計。
宝塚の公演が終わったのか、店の外にはものすごいお客さんが並んでいました。
もちろんみなさん女性でした。
せっかく宝塚に来たので、少しお散歩。
これがかの有名な宝塚歌劇場。
小学校に入る前に親に連れられて来たおぼろげな記憶がありますが、もちろんこんな新しい瀟洒な建物ではありません。
男装の麗人。
さきほどのエッグサンドを思い出します。
ブラックジャックが歩道に埋め込まれています。
宝塚でのもう一つの目的は手塚治虫記念館の訪問です。
大阪にいるうちに来ようと思いながら、延び延びになっていました。
手塚治虫のライフワーク、「火の鳥」のモニュメントが入口脇にありました。
エントランスに入った所から、手塚治虫ワールド。
私の少年時代は、ちょうどテレビが普及し始めたころで、手塚アニメに心躍らせました。
日本の漫画界を発展させたフロンティアでもあり、世界に通用する偉大なエンタテインメントコンテンツを数多く生み出した偉大な「作家」です。
懐かしいキャラクターグッズ。
カプセルの中に興味深い展示物が収納されています。
幼少の頃から類まれな才能を開花させていた手塚少年。
彼の観察力と絵心は後の漫画家としての才能の下地となっていたのです。
現大阪大学医学部卒業の医学博士という肩書もユニーク。
彼の医学知識が名作「ブラックジャック」のリアリティにもつながっています。
トレードマークのベレー帽と眼鏡。
貴重な初期の漫画本です。
名作「ジャングル大帝」。
そして世界的にも有名な「鉄腕アトム」。
二階の企画展では「アドルフに告ぐ」を特集していました。
戦争を身をもって体験した彼だからこそ描ける、戦争の悲惨さと平和の尊さ。
最後に憧れのブラックジャックと鉄腕アトムの人形とツーショットの記念写真を係の方に撮ってもらい大満足。
楽しい日曜日のプチ旅行となりました。
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サンドウィッチ ルマン 花のみちセルカ店 (サンドイッチ / 宝塚駅、宝塚南口駅、清荒神駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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