2019年4月7日日曜日

印旛沼周辺をこの春最後のお花見ライド。サイクリングランチは印旛沼湖畔の食堂「ふたご亭」で以前から気になっていた勝浦タンタンメン


金曜日からグッと気温が上がりました。
千葉の桜も一気に満開を通り越して散り初めです。
昨日は妻と佐倉城址公園にお花見に行きましたが、今日は自転車で印旛沼サイクリングロード沿いのお花見スポットを巡ってみることにしました。
サイクリングロードに入ると、沿道に桜並木が続いています。


少し葉桜がちながらも美しい桜並木を抜けるとそこは佐倉ふるさと広場
チューリップ祭で有名な、オランダ風車のある公園には、一面色とりどりのチューリップが咲き乱れています。
散り始めた桜と、咲き始めたチューリップを同時に見れるのはこの一週間以内のワンチャン。
まだ朝が早いのに、子供連れの若い夫婦や、愛犬を連れたペット愛好家、そして小道具を持ち込んでインスタ映えを狙う若い女性まで実に多様な方がチューリップ祭に訪れています。
この広場は地元佐倉市立の小学校がエリアを分けて全員で球根を植えるのですが、私の息子たちも20年以上前にこの公園に球根を植え、花開くころに彼らを連れてそれを見に来た事を思い出しました。
まだ、私がとても若かった頃の楽しい思い出です。


印旛沼サイクリングロードから、国道464号線に入り、最近開通した区間を成田まで走ってみました。


再び印西に戻って、里山の激坂を上ります。
今日二か所目のお花見は吉高の大桜


樹齢300年以上と言われる大木は、樹高11.7m、枝張最大幅24.5m。
凛として立つその老木の大きさと美しさは、息を呑むばかり。


ここには毎年欠かさず来るようにしていますが、見頃が数日しかないので、土日にタイミングが合わないこともままあります。
しかし今日はドンピシャのタイミング。
見事な満開です。


足元の菜の花の黄色と、山桜の桜色のコントラストが実に美しい。


ゆっくりと一周しながら、様々な表情を見せる大桜を鑑賞します。
大切に保存されたこの樹は、個人の所有物。
大切に手入れされています。
時の流れも忘れてじっくりと眺めているうちに、いつの間にかお昼を回っていました。
お楽しみのサイクリングランチに行くことにします。


里山を下り、再び印旛沼サイクリングロードに戻って双子公園まで走ります。
ここを走る県道65号線沿いに、昔ながらのロードサイド食堂があります。
「ふたご亭」という、プレハブ造りの古いお店です。


地元の人や工事関係者に根強い人気のあるお店ですが、土日のランチタイムは、昼酒の社交場となるのも、この辺りの食堂に共通。


私は以前から気になっていた「勝浦タンタンメン」を注文します。


勝浦タンタンメンと言えば、かつてB-1グランプリを獲得して一躍有名になった千葉県勝浦エリアのご当地グルメ。
しかし、明確なレシピがあるわけではなく、お店によって味が違う個性的なラーメンで、勝浦に限らず千葉県内で供するお店も多いです。
共通項といえば、醤油ベースのラーメンに、辣油と唐辛子で味付けしたタマネギと豚肉のみじん切りを煮詰めたルーのようなものをかけること。
このルーの味付けこそが、勝浦タンタンメンの味の成否を決めるのです。
かつて、勝浦にバイクでツーリングに出かけ、一泊二日で4軒連食したことを思い出していると、勝浦タンタンメンが運ばれてきました。


禁断の半ライス付きが、実は嬉しい。


まずはスープをひと口。
見た目は真っ赤ですが、あまり辛くありません。
この店はマイルド系のようです。
それは唐辛子や辣油の量だけでなく、タマネギが持つ甘みにもよると思います。


麺は特に特徴が無い仕入麺。


もちろんオン・ザ・ライスにしてラーメンライス。


この辛いラーメンが、白いご飯に合わない訳がありません。


たっぷりのタマネギや豚肉、ネギなどの具も杓文字で掬ってオン・ザ・ライスすれば、ご飯も進もうというもの。


一気に啜りましたが、さすがに完飲は控えます。
今日の気温と相まって、すっかり汗をかきました。
さあ、もう少し走りましょう。





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昼総合点★★★☆☆ 3.1

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