2022年10月28日金曜日

全国旅行支援で沖縄グルメ旅⑨ 古宇利島巡りの後のランチは本部半島の山間に佇む沖縄そばの人気店「山原そば」で三枚肉そば

 

美しい海と空、そしてハートロックに感動した古宇利島の一周ドライブ。
時間はちょうどお昼過ぎですので、今回の旅で貴重なアドバイスをくれた沖縄赴任経験者の後輩E君おススメのお店に向かいます。
古宇利島から車で20分ちょっと。
先ほどとは打って変わって鬱蒼とした山間の森の中に、ポツンと一軒家。


その名も「山原(やんばる)そば」


テーブル席と座敷があります。
お義母さんの足が良くないので、テーブル席が空くのを待とうと申し出たのですが、お義母さんが遠慮したので、空いていた座敷席に案内されました。


歴史のある建物らしく、実に味わい深い雰囲気です。
調理場の「おばあ」が作る沖縄そばに期待が高まります。


メニューはシンプル。
ソーキそば三枚肉そば、そして普通か。
ホテル日航アリビラでしっかり朝ご飯を食べたので、小を頼みました。


全員三枚肉そば、一般的には「沖縄そば」と言われるものを頼みました。
小でも十分なサイズ。


「肉が美味しいんですよ」
とE君が言ったように、実に美味しそうな三枚肉。
肉が売り切れると閉店なので、早めに行かなければと焦っていましたが、無事ありつけました。


もちろん卓上にあるコーレーグース(島とうがらし)を少し垂らして。


三枚肉の下から麺を掘り出して、早速頂きます。


白く、小麦が強くてややボソボソとした食感。
そばとは言いながら、成分はうどん。
そば粉は入っていませんが、沖縄の人にとってはこれが「そば」。
本土復帰の後、「そば粉が入っていない」と改称を迫った公正取引委員会とのバトルを経て勝ち取った名称だけに、沖縄の人の「沖縄そば」に対する思い入れも深いものがあります。
かつお出汁のスープとの相性から生まれる味は、内地では味わえない素晴らしいもの。


甘辛い味付でじっくり煮込まれた三枚肉はやや固め。
旨味が凝縮しています。
「ソーキが名物です」
というE君のアドバイスを今頃思い出しましが、三枚肉もとても美味しい。


かまぼこも沖縄そばのマストアイテム。


残ったスープはもちろん残さず飲み干しました。


おばあの味の良しあしが、その店が名店となるかどうかだと聞いたことがあります。
私が沖縄そばに初めて出会ったのは、20代前半。
もう35年以上前のことです。
仕事で初めて訪れた沖縄で、首里城近くの「さくらや」に那覇の取引先の方に連れて行ってもらい、衝撃を受けたことが今でも思い出されます。
「こんな旨い食べ物があるんだ!」
と、当時から麺好きだった私は驚きました。
そういえば、「さくらや」も、おばあが作っていました。
もう閉業してしまい、その味を確かめる術はありません。


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山原そば沖縄そば / 本部町)
昼総合点★★★☆☆ 3.5

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