もうかれこれ20年になるでしょうか。
再開発により以前の店は閉店し、すぐ近くのビルに移転してかなり経ちました。
元祖長浜屋。
かつては古い民家のような店でやっていましたが、店内の造りと注文のシステムが変わらないところが何ともファンには嬉しい限り。
3年ぶりの訪問です。
やはり消費税増税の波はこんな所まで押し寄せています。
なんとも世知辛い話です。
食券を買って店内へ。
しかしこの店にはラーメンしかありません。
店に入ると店員さんから
「固さどうしますか~」
と詠うように聞かれます。
私はいつもバリカタで。
清潔に磨かれた厨房。
この手入れが料理の味にも反映する大事なポイントです。
赤いデコラのテーブルの上に巨大な薬缶と大ザルに入ったプラスチックの湯のみ。
変わらない眺めです。
あっという間に出てきます。
すりゴマを振って。
バリカタの麺をすすります。
「これだっ!」
と思わず心の中で叫んでしまいます。
やっぱり旨い。
ここの肉はしっかりと濃い味がついています。
薄切りの豚肉は細麺との相性も良し。
替肉という合理的なシステムもあります。
食べ進みながら、すりゴマも適宜補充します。
この作業が楽しい。
半分以上食べ進んだ所で紅生姜を投入します。
あまり早く入れると味が変わってしまってスープ本来の味が楽しめないからです。
「せっかくだから、替玉狙いで」
と密かに考えていましたが、紅生姜を入れたところで既に胃ははちきれそう。
敗色濃厚です。
最後にスープの素を少し足して、完飲するのが精一杯。
やはりあの頃には戻れないのでしょうか。
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