なんともユニークな名前のラーメン店です。
天五中崎通から少し北。
店名だけでなく、装飾やラーメンのメニューまで野球に因んだお店は、インパクト大。
閑散時間帯限定のナックルというものも提供し始めたようです。
冗談のようですが、お店は大真面目なのでしょう。
ユニークなメニューボード。
今日はシンカー(並)と味玉にしました。
11時半の開店直後でしたので、行列もなく一番乗り。
カウンターの一番奥、ファーストのポジションに座りました。
賑やかな装飾の店内です。
有名人の色紙もそこかしこ。
ラーメンの漫画本も。
5分ほどでシンカーが出て来ました。
キャベツ、オニオン、パセリ、ニンニクチップがあしらわれています。
蛤。
チャーシューは鶏肉です。
味玉は濃厚な黄身の色。
まずはスープを一口。
鶏白湯ですが、濁った粘りのあるポタージュタイプほどではなく、ややライト系。
蛤からは魚介の旨味が出ています。
エッジの立ったストレート麺。
スープの引き上げも良好。
あっさりとして、柔らかい鶏チャーシュー。
蛤とラーメンはなぜか合うのです。
タマネギ、キャベツ、ニンニクチップ、パセリなどが浮いたスープをゴクゴク飲みます。
味玉は絶妙の半熟加減。
ミル挽きの胡椒が卓上に置いてあります。
中盤にこの胡椒を振り入れます。
飲み干して、初めて知る店の気持ちがあるからです。
実に満足度の高い創作ラーメン。
その味をしっかりと思い出に刻みました。
東京から転勤してきた4年前には無かったお店も増え、今や「大阪はラーメン不毛地帯」とは呼べなくなりました。
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