2022年11月2日水曜日

立石「江戸っ子」で修業した店主が営む青砥の人気酒場「もつ焼き 小江戸」。何を頼んでも美味しいもつ焼き店を超える総合居酒屋


コロナ禍も落ち着ているようないないような微妙な感じですが、私の下町居酒屋巡りは徐々に復活モード。
今日は青砥にあるもつ焼きの人気店へ。 


駅から徒歩2分。
路地裏にあるビルの二階にその店はあります。
「もつ焼き 小江戸」
看板がないので、うっかり通り過ぎてしまいそうです。


急な階段を上って入口へ。
三人待ちでしたが、ちょうどお客さんが一気に出たので、さほど待たずに入店できました。


鰻の寝床のような細長い店内は、カウンター席とテーブル席が背中合わせに並んでいます。
人気店とは聞いていましたが、実に賑やかで活気があります。


カウンター席に案内されました。
左右にアクリル板が置かれた「一蘭スタイル」は、もはや居酒屋でもニューノーマル。


スタートは酎ハイから。
下町ハイボールだと思ったら、それは小江戸ハイボールだそう。
こういう失敗も、足で稼ぐ酒場巡りのお初の店ではよくあること。
そこはドンマイ、お代わりすればいいだけなのです。


名物の煮込みを頼んだところ、タッチの差で売り切れ。
これは残念。
もつ刺しの盛り合わせ「小江戸刺し」を頼みます。


ホールのお姉さんたちの接客とフットワークの軽さは秀逸。
立石の本家の厳しい仕切りと違って、フレンドリーです。
「すぐ出るおつまみもいかがですか?」
と美人のお姉さんに勧められると、断るわけにはいきません。
言われるがままに、いかと里芋の煮物も注文します。


小江戸刺しも意外と早く出てきました。


左からハツ、レバー、タン。


もつ刺しと言っても、今は加熱が決まり。
生の食味食感を残すことができる低温調理なので、とても美味しい。
これで820円はバリューがありますが、一人飲みにはちょっと多かったかも。


もつ刺しをつまみに酎ハイを舐めながら、次の展開を考えます。
手元のメニューだけでなく、壁には膨大な短冊があって、漏れや重複も含めてチェック。
初めてのお店は、そんな作業も楽しい。


もつ刺しの量が多いので、酎ハイをお代わり。
今度は間違えずに小江戸ハイボールを頼みます。


焼き物も売り切れが多いようです。
お姉さんに聞くと、残っているのはカシラ、シロ、レバー、だんごのみ。
祝日前だからなのか、19時過ぎでかなり早い展開です。
売り切れないうちに、好物のカシラ塩シロたれよく焼きをオーダー。
小鉢からマカロニサラダも頼みました。


カシラはねぎまスタイルの串、
もつのサイズはかなりジャンボで、食べ応えあり。
もちろんモツのクオリティもバッチリ。


マカロニサラダは濃厚な味付で、アルコールも進みます。


小江戸ハイボールは二杯目へ。
ようやくお店の雰囲気にも慣れて、いつもの人間観察。
女性お一人様も、カウンターに数名。
この明るい雰囲気と、フレンドリーな接客ですから、納得です。
テーブル席で盛り上がるご常連も地元の方でしょうか。
地域密着の下町酒場です。


シロたれよく焼きも出てきました。


これも立派なサイズ感。
もつの旨味とタレの相性もバッチリです。
私のシロたれが出てきたところで、シロも終わりのコール。
ギリギリセーフでした。


キャッシュレス決済でお会計を済ませて、急な階段をソロリソロリと下りていきます。
手すりにつかまらないと危険です。
本家の江戸っ子より、もつ焼きも大きく小鉢も豊富。
再訪したいお店としてブックマークです。


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もつ焼き 小江戸もつ焼き / 青砥駅京成立石駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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