ソウル旅行二日目の朝。
私は4回目、妻は10回以上来ているソウルなので、今回は観光もせず、美味しいご飯を食べる以外の計画は一切なし。
もっそりと起きて、朝ご飯を食べに出かけます。
プレジデントホテルから近い市庁エリアのオフィス街の路地にある「武橋洞プゴクッチプ」に8年ぶりの訪問です。
土曜日の朝9時とあって勤め人の姿はなく、地元の方や我々のような観光客が行列をなしています。
お値段は10,000ウォンですが、8年前よりも値上がりしたかもしれません。
卓上のキムチとキュウリの漬け物、ニラも取り放題。
プゴクが、厨房からオオバコの客席に次々と運ばれていきます。
テイクアウトの注文も結構あるようです。
案内されたテーブルに、すぐカクテキや薬味のネギ、ご飯が出て来ます。
以前は塩辛などもあった気がします。
程なく、大きなボウルにたっぷり入ったプゴクも運ばれて来ます。
単品メニューなので、クイックサービス。
そこへ目玉焼きが運ばれて来ます。
8年前に来たときに、地元の方がトッピングで頼んでいたもの。
今回、なんとしてもそれを頼もうとGoogle翻訳で調べた
「계란 구이를주세요.(目玉焼きをください)」
を伝えて無事ゲットしました。
その目玉焼きをプゴクに投入して、準備は整いました。
まずはスープをひと口。
干しスケトウダラやうるち米を半日煮込んで作ったスープは、あっさりしていますが滋味深い味わい。
旅の疲れを癒やし、朝の身体がじんわりと覚醒していくのがわかります。
ネギの薬味はご飯にのせるといいというホール係のオモニの教えに従ってオン・ザ・ライス。
干し鱈はしっかり煮込まれているので、驚くほど柔らかく、干物らしい旨みが凝縮されています。
フワフワの溶き卵も嬉しい。
美味しいキムチもご飯にのせて。
実に旨い。
ここで目玉焼きに箸入れの儀。
これもオン・ザ・ライス。
朝から幸せ過ぎます。
キムチやニラもモリモリ食べて、朝から健康的。
きゅうりのキューちゃんのような漬物が、また旨い。
優しい心遣いに感謝。
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