I君が体調不良で急遽欠席となったので、S君、Tさんの3名で催行。
一軒目は森下駅から住宅街を抜けて、徒歩7、8分のもつ焼三徳。
食事もできる、地域密着型の大衆酒場。
カウンターとテーブル席、奥には小上がりもあるオーセンティックなスタイル。
吉田類さんも来たのも頷ける雰囲気です。
壁の短冊メニューに混じって、おすすめの料理が書かれた黒板もあります。
いずれも魅力的。
まずはドリンクを頼みます。
ホッピーはありませんが、下町ハイボールがありました。
私はこれで決まりです。
薄い琥珀色は梅エキス。
下町酒場には実に似つかわしい、大好きな飲み物です。
まずは、乾杯。
新年あけましておめでとうございます!
改めてメニューをチェックながら、組み立てを考えます。
もちろん三軒はしごの予定ですから、腹加減のコントロールは重要です。
最初にがつ刺身。
醤油タレをつけて、生姜と大蒜で。
臭みもなく、さっぱりとしています。
実に美味。
三徳名物からピックアップします。
つくね。
外側がサクサクとした食感で、ユニーク。
これまた美味。
三徳特製だというもつ煮込み。
浅めの土鍋でグツグツと煮立って出てきました。
もつ煮込みの供し方としては、珍しいスタイル。
少し甘めの味噌仕立て。
八丁味噌でしょうか。
味もよく滲みています。
おすすめから炙りレバを注文しました。
ネギと一緒に頂きます。
酒が進む一品です。
たちまち下町ハイボールはお替わり。
テーブルの上は、もつ尽くしの理想的な立ち上がり。
もつ焼きを頼みます。
おまかせミックス一人前(5本)。
タン、ハツ、カシラは塩で。
シロ、レバはタレで。
どれも、肉質、焼き加減共に申し分ありません。
ご近所に住んでいるのか、会社帰りのご常連がサクッと飲んで摘まんでいるのが実に羨ましい限り。
私の地元にもこんな店があれば通うのですが、郊外の新興住宅地では、それも叶いません。
料理が美味しいので、二軒目に移る前にもう少し食べることにします。
ポテトサラダ。
偶然なのかわかりませんが、3人で分けやすいサイズで出てきました。
久しぶりの下町ハイボール。
この店の味はスッキリとした飲み口で、ついグラスが重なり、早や三杯。
おすすめに書かれている下町マーボー豆腐というのが気になりました。
聞けば、八丁味噌仕立てだといいます。
興味があったので頼んでみました。
いかにも八丁味噌の濃い茶色。
メニューには辛口とありますが、そうは感じません。
むしろ味噌の甘さを感じますが、これはなかなか美味しい創作料理で、下町ハイボールとの相性も抜群です。
しっかりエンジンは暖まりました。
二軒目に向かうことにします。
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