新橋駅南側のJRガード下の抜け道、昼は閑散としている大衆酒場が並ぶ一角に小さなイタリアンバルが先月出来たとインスタでフォローしている方の情報で知りました。
出社日の今日、気になって早速訪問です。
「串カツ田中の脇の通り抜けの路地」と言えば、新橋の住人ならわかるでしょう。
人間の記憶はいい加減なもので、元々は何のお店だったのか思い出せません。
狭い間口に、場違いな小洒落た看板。
「oiCito」と書かれています。
ランチタイムサービスがあり、5種類から選べます。
11時45分の訪問。
世間は今日までお盆休みなので、先客はお一人様のみ。
カウンターに案内されました。
二階席はガード下のため天井が低いものの、4人掛けのテーブルがあるそうです。
ランチメニューは真ん中が日替わりで、周りの4種類が定番。
たまご好きの私は日替わりの「玉ぺペロン」に相当惹かれましたが、迷った末に定番から「自家製ベーコンのにんにくナポリタン」をチョイスしました。
前金制なので、先にお会計。
現金以外にPayPayと交通系が使えます。
キャッシュレス派の私にはありがたい。
ランチにはフリードリンクが付くというので、ルイボスティーを食事と一緒に出してもらうことにします。
7月7日にオープンしたそうなので、まだひと月半ほど。
当然ですが、店内はとても綺麗です。
女性お一人様も、全く問題ありません。
棚には糸島の日本酒も。
夜のバルを想像させます。
サラダとルイボスティーが出てきました。
珪藻土のコースターにはお店のロゴが入っています。
ドレッシングは福岡糸島の人参を使ったもの。
ほんのりと甘みを感じます。
店名のoiCitoは漢字では「美味伊都」と書き「おいしいと」と読むそうです。
オーナーの出身地である糸島は、かつて伊都と呼ばれ、それに「美味しい」の「美味」とひっかけて「おいしいと~」という博多弁にしているという蘊蓄を、福岡出身のスタッフのお姉さんがしてくれました。
そんなトークをしているうちに、パスタが出てきました。
大盛無料とお姉さんに勧められたのですが、グッと堪えて普通盛り。
それでも十分です。
たまご好きの私が惹かれた目玉焼きのトッピング。
自家製ベーコンは厚切りのジャンボサイズ。
パスタをクルクルと巻いて頂きます。
平打ちの麺は、濃厚なソースとの絡みも良好。
肉厚なベーコンは、食べ応えがあります。
目玉焼きにフォークをイン。
流出する程の半熟ではありませんでした。
「食後にドリンクはいかがですか?」
と調理担当のお兄さんに聞かれます。
「違うものでも頼めますよ」
「えっ?そういう意味のフリードリンクなんですか?」
まるでファミレスのドリンクバーのようです。
お言葉に甘えてアイスコーヒーを頂きました。
アイスコーヒーを飲みながら、夜のメニューをチェック。
お手頃価格で、ちょい飲みに使えそうです。
まさかこのガード下にこんなお店が出来るとは思ってもみませんでした。
スタッフさんの明るくてフレンドリーな接客も心地よく、美味しく楽しくいただくことが出来ました。
お店の外まで可愛いお姉さんがわざわざ出てきてお見送り。
お値段以上のおもてなしを受けました。
美味伊都(oicito) (イタリアン / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4
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