お義母さんが名古屋から来京してくれました。
たぶん20年振りくらいかもしれません。
この日のランチは銀座の歌舞伎座裏にある「徳うち山」。
妻のお気に入りで、予約を入れておいてくれました。
6,600円の昼会席コース。
星付き名店「銀座うち山」から初めて暖簾分けを許された1軒です。名物の「焼き胡麻豆腐」「鯛茶漬け」をメインに旬の食材を活かした独創的な日本料理が評判のお店。
昨年10月に妻の誕生日ランチで訪れた「銀座くどう」とは姉妹店。
「銀座くどう」にも付いてきた三男が、今日もお相伴参加。
12時一斉スタートですが、銀座三越の駐車場が混んでいたらしく義母と妻は10分ほど遅れて到着。
我々の会席は遅れてスタートです。
先付はタコとホタテとじゅんさい。
ジュレとアスパラのソースがかかっています。
涼味を感じる一品から始まりました。
続いては名物の焼き胡麻豆腐。
「銀座くどう」でも頂きましたが、カリっと焼き餅のように焦げた胡麻豆腐の外側と、本来の粘りのある内側とのコントラストが面白い一品です。
胡麻ダレに山葵のアクセントもナイス。
お椀は海老真丈と冬瓜。
お椀は、開ける瞬間が楽しい。
プリプリした海老真丈と少し歯応えのある冬瓜が、薄味のすまし汁とよく合います。
造りは初鰹。
新玉葱の白いソースがかかっています。
薬味は紫蘇と胡麻と辛子。
創作的なアプローチに、初鰹もすっかり別物のようです。
八寸が出て来ました。
鱸の塩焼きにはパプリカソース。
一つ一つが丁寧な仕事で、口に入れるたびに感動します。
お酒が飲めないのが残念でなりません。
山形県産つや姫です。
締めは、焼き胡麻豆腐と並んで名物の鯛茶漬け。
お新香もついてきます。
先ほど炊きあがったばかりのご飯がお茶碗によそわれます。
胡麻ダレを絡めた鯛の刺身をご飯にのせて頂きます。
一流割烹店でもオン・ザ・ライスは欠かせません。
ご飯は水加減を誤ったのか、ベタっとしていたのが残念だったのですが、鯛茶漬けを食べたいのでお代わりしました。
残しておいた鯛の胡麻ダレ漬けをご飯にのせて、お茶を注ぎます。
サラサラと頂きます。
一皿一皿は少量ですが、いつの間にかお腹はいっぱいです。
黒糖のプリンとラム酒のジュレがかかったマンゴーです。
煎茶と一緒に。
プリンは大好物なので嬉しい。
12時からの会席は、食べ終わると13時半を回っていました。
お義母さんと妻、三男はデパートへ買い物に、私は会社に戻ります。
お店を出ると、猛烈な日差し。
気温は30度を超えているかもしれません。
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