2017年3月17日金曜日

品川の下町、立会川でセンベロハシゴ① 毎日でも通いたくなる常連ワールドのもつ焼き「鳥勝」で絶品煮込みとホッピーからスタート

今日は品川の下町、立会川で作戦を展開します。


大阪から出張で来阪した飲み友達Kさんと待ち合わせ。
彼女は居酒屋好き、B級グルメ好き、そしてブログも書いているので私とは趣味が合うのです。


改札口を出ると、いきなりのこの風景。
テンションが上がります。


小さな流れの立会川
その名前の由来には諸説あり、定かではありません。


その立会川沿いにあるやきとり鳥勝


暖簾はやきとりと染め抜かれていますが、実際はもつ焼きがメイン。
ホッピーの赤提灯が嬉しい。


18時半少し前でした。
金曜日とあって、満席かもと心配していましたが、幸いカウンターが2席空いていました。


目の前には昭和の下町居酒屋がそのまま残っています。
実にいい雰囲気。


間口の割には奥が深いオオバコ店なので、お店を切り盛りする初老のご夫婦は大忙し。
常連さんたちが暗黙のルールでお店のオペレーションをアシストしています。


ほとんどの常連さんが飲んでいるのは一升瓶でキープしている焼酎ダイヤ
大手酒造メーカー、アサヒビールの焼酎甲類ですが、なかなか見かけない銘柄です。
ホッピーを始め、お好みの割りモノで皆さん飲まれています。
お隣の常連さんにお値段を伺うと、なんと一本2,000円。
こんなお店が家の近くにあったら毎日通ってしまいそうです。


まずはドリンクをオーダーします。
私はホッピー、Kさんはウーロンハイで乾杯。


喉が潤ったところで、料理を品定め。
壁や冷蔵庫に所狭しと貼られたメニューから選ぶのですが、今日はハシゴ酒の予定なので、頼みすぎないように厳選が必要です。


料理のオーダーは紙に書いてお母さんに渡すシステム。


定番の生野菜シングル


コブクロ刺し
これはコリコリプリプリで素晴らしいクオリティ。


気になっていたハラミステーキ
これは塩胡椒でシンプルな味付けですが、想像通り、いやそれ以上に実に旨い。


理想的な立ち上がりに、今宵のセンベロハシゴ企画は早くも大成功の予感。


ホッピーはナカをお代わり。


串ものが出てきました。
プリプリのシロと、濃厚な肉の味が感じられるカシラ


もう少し頼んでから河岸を変えることにします。
マストアイテムの煮込み、そしてDX納豆ナンコツ


出てきた瞬間、その香りとビジュアルから間違いないとわかる煮込み。


肉好き、ホルモン好きのKさんが
「これ、めっちゃ旨いわ。大阪でもなかなかないですよ」
と褒めるだけある煮込み。
鮮度の良い上質の牛ホルモンと、脂の染み出した味噌仕立ての汁が実に素晴らしい。
芝浦の食肉市場が近いとはいえ、ホルモンは仕入れルートが全て。
間違いないパイプがあるのでしょう。


なにがDXなのか気になっていたのですが、それは卵黄が入っているからのようです。
たっぷりのネギと海苔もかかっています。


Kさんが初めて食べるという豚ナンコツ。
大阪のホルモンは牛文化。
B級居酒屋に造詣の深い彼女も、豚モツやホッピーは疎いのです。


もう一杯。
ホッピービバレッジのレモンハイ


我々は18時半にギリギリ入れましたが、その後はお客さんも入れ替わるものの、満席状態。
暖簾越しに店を覗いては、諦めて帰る常連さんも。
常連さんに失礼ですから、これを飲んだら切り上げましょう。
長居する酒飲みは無粋ですから。





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夜総合点★★★☆☆ 3.6


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