2019年12月6日金曜日

三泊四日 雨の台北16食の旅⑭ どうしても食べたかった麺線を西門町「阿宗麺線本店」で


激辛麻辣拉麺からのタピオカミルクティーという晩ご飯とデザートの展開となった台湾旅行三日目の夜。
明日の朝には帰国の途につきます。
賑わう西門町を散歩しながら地下鉄西門駅に向かいます。


阿宋麺線がすぐ近くにあるけど、食べる?」
と妻が言います。
「私はいらないけど、麺線食べたいって言ってたでしょ」
と気配り発言。
麺線は日本でしか食べたことが無く、今回は屋台で食べようかと思いながら、いつも腹パンで、結局食べず終い。
しかし、人気の「阿宋麺線本店」がすぐ近くとあらば、是非とも寄りたい気分。
お店の前はすごい人でごった返していますが、行列ではなく、立ち食いの人の群。
よっぽど儲かっているのか、近代的な造りの店と、その前で麺線を啜る集団とのコントラストが、なんとも奇異に映ります。


大か小か選んでレジで食券を購入し、隣の大鍋の前で受け取る仕組み。
妻がいらないと言うので小を一つ頼みます。


大量の麺線がグツグツと煮込まれている大鍋から、スタッフが大きなお玉で麺線を掬い取り、プラスチックのお椀に大か小で取り分け、それを更に別のスタッフがテイクアウト用の器に移してお客の食券と引き替えるといる流れ作業。


「原価を考えると、まさにザクザクとお金が儲かる仕組みだな」
と、またもやいつもの職業病です。


雨が降っている事もあって、店の前の軒先は大混雑。
その人混みを避け、通りの反対側の軒先に雨宿りして麺線を啜ります。
台湾ならではの歩道の軒に感謝です。


かつおの出汁が効いたスープは、クタクタになるまで煮込まれた素麺の小麦粉のせいなのか、独特の粘り気があります。
しっかり味が染みた麺線は、逆に腰などは無く、不揃いに細かく切れているので、啜るというよりは、飲み込む感じです。
この辺りが、妻が麺線を好きではない理由のようですが、私はとにかく麺という麺が大好きなので、これも異文化として受け入れOK。
上にホルモンが乗っているのも、もつが大好きな私には、尚嬉しい。


猫舌の私は、ハフハフしながら麺線を食べ終えました。もちろん完食完飲です。
最後の晩餐を、納得のいく料理で締めくくることができて大満足。
ホテルに戻ったら、大量に買ったお土産のパッキングです。




関連ランキング:台湾料理 | 西門町

 
夜総合点★★★☆☆ 3.3