3日目も朝から雨ですが、外に朝ご飯を食べに行こうと、ネットで調べて当たりをつけた「喜多士豆漿店」(シードォスードウジャンデェン)に向かいます。
宿泊先のインペリアルホテルタイペイから12、3分歩きますが、徒歩圏では評価の高い、地元密着型のお店です。
雨の中をブラブラと歩いてお店に。
あたりは商店が立ち並ぶ下町の雰囲気です。
お店は朝から活気に満ちていて、テイクアウトのお客さんがひっきりなしに訪れます。
8時半を過ぎていましたが、もっと早い時間の方が混んでいるでしょう。
私たちが日本人だとわかった店員さんは、ホワイトボードのような台英並記のメニューとマーカーを持って来てくれました。
希望の料理に数量を書いて渡せば良いのです。
鹹豆漿(シェンドウジャン)を妻と各々で2、蛋餅油條(ダンピンイウティアウ)という名物の蛋餅に油條が入ったものを頼みました。
すぐに料理が出てくるところが、台湾の食堂の朝ご飯。
仕込みは未明からやっていると聞きますが、サービスはクイックです。
鹹豆漿は、私たちの想定に反して、既に油條が入っています。
「しまったね。油條がはいっていないと思って、トッピングのつもりで頼んだんだけど」
と私。
そこへ蛋餅油條が出てきました。
当たり前ですが、中に油條が入っているので相当なボリュームです。
まずは鹹豆漿をひと口。
既に味がついているのも想定外でした。
私の少ない経験では、自分好みに味をつけたり、具を入れたりするものだと思っていたのです。
味付けが好みよりも少し濃かったですが、でも美味しい。
もっとも、量が多いので少しくどくなってきます。
最後はその蛋餅油條も鹹豆漿にインして食べきり、味付けも卓上のにんにく醤油を加えて味変。
朝から腹パンです。
一旦ホテルに帰ってから、食後の散歩を兼ねてお土産の買い出しに出かけることにします。