2019年12月4日水曜日

三泊四日 雨の台北 16食の旅③ 台湾では外せない「臭豆腐」を睛光市場雙城街夜市の屋台「萬字」で


雨が強くなってきたので士林夜市を後にして地下鉄でホテルに戻ります。
民権西路站から投宿先のインペリアルホテルタイペイ(台北華國大飯店)に戻る途中にある晴光市場の飲食屋台が出ている雙城街夜市を覗きます。
24時間営業の看板が出ていますが、全ての店がそうではないようです。
それでも半数以上のお店が営業していて、遅い夕食を取る地元の人たちがいます。


そんな一軒から独特の臭い匂いが漂ってきます。
「臭豆腐」です。


湖南省発祥と言われる独特の匂いのする豆腐。
製法は地域により差があるようですが、基本的には豆腐の表面を発酵させたもの。
納豆やチーズ、あるいはくさやに似ていなくもないですが、とにかく匂いが強烈です。
妻は絶対食べないといいますが、私は前回台北に来た時に食べてとても気に入ったので、食べることにします。
お店は屋台街の市場に近いところに店を構える「萬字」
気の良い女将さんが切り盛りしていました。
もちろん言葉は通じませんが、臭豆腐を指さし、怪しげな発音で
「シュウドウフ ショウ」
と身振りを交えて伝えれば、「臭豆腐の小」のオーダーが無事通じました。
あらかじめ厚揚げのように揚げてありますが、それをもう一度アツアツに揚げ直して、ひと口大に切り、キャベツの漬物的なものをかけ、辛いソースを添えて出してくれます。


小といいながら、結構なボリューム。


妻は顔をしかめていますが、私は気にせずひと口パクリ。
懐かし味が口の中に広がります。
私の鼻が悪いのかわかりませんが、納豆やくさやの匂いも好きなので、気になりません。


味は匂いほど癖はなく実に美味。
結局私が全部平らげて、腹パンです。
今日はさすがにこれ以上入りませんし、明日は朝早く起きてツアーに参加するので、今日はこのままホテルに帰ってビールで仕上げることにします。