先日、公式HPの表示が誤っていて、「活魚ととや」でGo To Eatが使えないというショックから立ち直れない私。
だからといって、美味しくもないチェーン店で食べたくもない料理に使う気もありません。
そこで、自分が好きなランチスポットで公式HPに表示があるお店に片っ端から電話して
「すいません、GoToEatの紙の食事券使えますか?」
とテレホンアポインターのような作業の末に何軒か使えるお店を確定させることができました。
電話をかけていると、「ととや」のように
「今はやっていません」
とか、
「申請中ですけど、まだ連絡が来てません」
という返事がお店からありました。
そこでググってみると、少しわかってきたことがありました。
それは、都の手続きのハードルが高いということ。
申請、承認、そして登録。
更に、電子であれ紙であれ、売り上げた後の都(実際には委託事業者)への申請と回収の手続きが煩雑かつ時間がかかるため、大手のように手続きが出来る人手があって、かつキャッシュフローが多少悪化しても大丈夫な資本があるところでないと対応が無理なのです。
中小企業支援策のはずが、そうなっていないという「ザ・お役所仕事」。
更に委託を受けている業者の情報管理が出来ていないので、本当に使えるお店が正しくサイトに反映されていないという、DXの風上にも置けない某グルメサイトです。
そんな腹立たしい思いを感じながらも、私の好きな会社の近くのランチスポットでいくつか使えることが確認できました。
そのうちの一軒が、新橋駅前ビル1号館2階にある「正味亭 尾和」。
この時期はカキ。
入口の看板メニューに好物のカキフライと豚の生姜焼きがセットになったカキフライ生姜焼セットを見つけました。
1,100円です。
入口での前金制。
紙クーポンが使えるとは確認済みでしたが、やはり使うときはドキドキしました。
ご飯を少なめにしたので、50円引き。
1,000円クーポンとの差額50円はPayPayで支払い、完全キャッシュレス。
着席して料理が出て来るのを待ちます。
この時点で、重責を果たしたような気分です。
午後は仕事が出来そうにありません。
ぼんやりと大型テレビのニュースを見ているうちに、カキフライ生姜焼セットが出てきました。
大きなカキフライが二個。
センターにはキャベツの千切りとポテトサラダ。
味噌汁は、具沢山の豚汁。
これが私は好き。
ご飯は少な目とはいえ、まあ十分。
今日の小鉢はおでん風の煮物。
お新香も付いて、これで1,050円。
Go To Eatで実質850円です。
やっと小さな幸せを手に入れました。
まずはお気に入りの豚汁から。
実に旨い。
豚の生姜焼きは、もちろんオン・ザ・ライス。
一切れが大きいのでお茶碗からはみ出しそう。
もちろんカキフライもタルタルソースをつけてオン・ザ・ライス。
カキフライは、ニコイチで巨大化させる店が多いのですが、ここはリアルに大きいカキが一個フライになっています。
まさに「正味亭」の面目躍如。
カキフライはソースでも。
オン・ザ・ライスは、卓上のゴマ塩でも。
先日「ととや」で使えなかったショックを大きく埋め合わせてくれたランチとなりました。
しかし、Go To Eatを使い切るには、まだまだ茨の道が続きそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿