2023年8月22日火曜日

「東京ラーメンストリート」期間限定出店の北海道「富良野とみ川」に終了間際の滑り込み。蕎麦にも通じるユニークな「石臼挽き小麦麺」


東京駅八重洲南口地下1階の「東京ラーメンストリート」で開催中の「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」第7弾として、北海道富良野市から「富良野とみ川」が8月31日まで期間限定出店しています。
気にはなっていたのですが、来ることが出来たのは終了間近の8月22日でした。


会社帰りに19時の到着。
幸い並びはありません。


ビブグルマンを受賞したと石臼挽き中華そばという、個性的な麺が気になっていたのです。
北海道といえば、蕎麦の名産地でもあり、その手法が活かされたラーメンがどんなものなのか興味津々です。


入口で食券を購入。
基本の石臼挽き中華そばにします。
玉子がデフォルトで半個入っているので、追加のトッピングはしませんでした。


すぐにテーブル席に案内されます。
紙エプロンをしているお客さんがいたので、私もお願いしました。
おっちょこちょいには必須のアイテムです。


店内ではアジア系の観光客がラーメンを食べています。


壁には「とみ川」のラーメンに使われている食材が書かれています。
北海道産へのこだわりを感じます。


程なく石臼挽き中華そばが出て来ました。
奇をてらわないシンプルなプレゼンス。


まずはスープをひと口。
タレは北海道素材を中⼼に配合された化学調味料無添加の⼿作り。
そこに、根室産短元昆布、⼲し椎茸、鰹、鯖から出汁を引いた透明で澄んだ鶏ベースのスープと煮⼲出汁の2 本⽴てを使⽤するこだわり。
鶏と魚介の良い所を取り入れたさっぱり系の美味しいスープです。


続いて、噂の麺。
麺は北海道産富良野産の小麦「春よ恋」の原麦を石臼で挽き、粗目の全粒粉を練り込んだ中細麺。
「春よ恋」は主にパンに使われる小麦ですが、中華麺としても美味しい。
石臼挽きのせいか、日本蕎麦にも通じる風味を感じて面白い。
つるつるとした喉越しも心地よいものです。


エッジの立った四角い麺が滑らかな喉越しに変化を与えてくれます。


チャーシューも北海道産の鶏と豚。
鶏チャーシューがちょっと固かったのが残念でした。


私の好物の玉子は半個がデフォルト。
半熟加減がナイスです。


日本のラーメンの幅の広さと奥行きの深さを感じる一杯でした。
店の外には、いつの間にか行列が出来、欧米系の観光客の姿が見えます。
ラーメンは、いつの間にか世界に認められる日本の代表的な料理となりました。

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富良野とみ川 東京ラーメンストリート店ラーメン / 東京駅京橋駅二重橋前駅
夜総合点★★★☆☆ 3.4

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