私は一昨年見て回ったので、案内には自信があったのですが、想像を超える人出。
とにかくどこに行っても人が多すぎて、歩くのもままならず、橋の上から船渡御を見ようにも人垣で見えません。
結局花火も音だけ、という骨折り損の草臥れ儲けとなりました。
健脚自慢の私もさすがに歩き疲れました。
今夜の食事は南扇町の旬味ひげ。
店に着いたのは予約してあった20時半を少し回った時間。
2時間近く猛暑の中を人混みに揉まれながら歩いたことになります。
何を置いても生ビール。
ようやく人心地が付きました。
妻は一度連れて来たことがありますが、長男は初めて。
メニューの品数が多いので決めかねている我々にマスターが
「とりあえず美味しい枝豆はいかがですか」
と助け舟。
マスターの故郷新潟の茶豆。
私の勧めで定番をいくつか。
GPS(ガーリックポテトサラダ)。
じゃこみょうが。
温玉の和風ジュレがけ。
トロリとした黄身にジュレを絡めて頂きます。
お造りは鯛。
もちろん大阪の夏の名物、はもちりも。
息子は好物なのでほとんど一人で食べました。
先日限定入荷した茜霧島をロックで。
マイルドな味わいです。
ここから後は息子に好きなものを選ばせました。
アボガド納豆。
大阪で納豆料理が定番なのは珍しいですが、なかなか美味。
山芋とろろのふわっとネギ焼き。
その名の通り、ふわっとした食感です。
アルコールをあまり飲まない妻は、梅のおにぎり。
結構大きい。
にんにくの丸揚げ。
天神祭見物の疲労回復に効果がありそうです。
湯豆腐。
大阪居酒屋流に出汁で煮て、とろろ昆布がのっています。
私はこれが好きですが、息子は初めて。
気に入っていました。
まぐろ血合の竜田揚げ。
ビタミンと鉄分が豊富なので、妻に勧めました。
〆はもちろん鴨吸い。
鴨肉とねぎと豆腐を卵綴じにしたものです。
お出汁はお蕎麦の出汁に近いもの。
鴨南蛮がそばの代わりに豆腐になったような感じでしょうか。
実に美味です。
相変わらずの繁盛店。
金曜日ということもあってか、我々が来た後も遅がけのお客さんが入れ替わりやってきます。
美味しい料理で空腹を満たし、お会計。
この後は、いつものバーで仕上げです。
立ち寄ったのはもちろん南森町のバーホワイトラベル。
妻は天神祭でぐったり疲れたようで、そのまま帰宅。
息子と二人で乾杯。
もちろんタマゴサンド。
今週は二回目。
常連さんのお土産のお裾分け。
息子が何かつまむものを、というのでチーズを頼みました。
私はここでは飲むばっかりなので、初めて頼んだかもしれません。
息子がボトルの棚に見つけたディサローノ。
私は甘いお酒は飲まないのですが、若者はこういうお酒に抵抗がないのかもしれません。
金曜日のせいか、常連さんたちが入れ替わり立ち替わり現れるので、その度にご挨拶。
会話が弾むうちにいつの間にか深い時間となりましたので、明日の法事に備えて切り上げることにしました。
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